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今回、弊社に発注された理由は大きく三つあります。 まず一つが、既設の橋をDWS(ダイヤモンドワイヤーソー)工法にてコンクリート構造物の切断を行うときに発生する汚泥(コンクリートの廃液)がPH12程度あるために、河川へ放流できないという理由です。 二つ目は、他社のはレンタル料が高いという理由。 三つ目は、他社製品は大きく、設置用の敷地を確保するのが難しいというもの。 つまり、小規模現場にも対応できる建設汚泥処理装置を、少しでもコストを抑えて現場に導入したいということでした。 弊社は、これらの悩みを独自に開発したMC(メッシュカット)工法でまとめて解決しました。
PH12程度あるために河川に放流できないコンクリート廃液
従来の装置の多くは、大規模な現場向けに製造されたものが多いため、小規模建設現場に導入するのは困難です。導入できたとしても、大きなものは大型車輌による搬入出が必要になるため、輸送コストがかかってしまいます。 その反面、弊社が独自に開発したMC(メッシュカット)工法は、従来の装置の1/4の大きさの高速汚泥反応装置「SR3000]、粉末凝集剤「フロックマン」、脱水を行う「エコポーチ」だけで、脱水・浄化・輸送までをワンストップで行う世界初のシステムです。 今回も、SR3000を現場にすんなりと搬入・設置、MC工法にて減容化を行いました。固化した脱水ケーキは、工事終了時にエコポーチに入れた状態でまとめてユニック車で搬出し、処理水は現場にて再使用(冷却水)しました。 しかも、革新的な技術なのに操作が簡単で使いやすいと太鼓判を得ました。おかげさまで、お客様からすぐに別案件の受注をいただき、弊社としても本当に喜んでいただけたと実感しました。
輸送用の容器(コンテナバック)としても利用できるエコポーチ
発注をいただいた時は、大分県宇佐市の人口増加に伴い浄水量が増え、浄水場内にある既設の天日乾燥床だけでは汚泥の乾きが遅く、処理が追いつかないという問題を抱えられていました。 「天日乾燥床を増設すれば問題はすぐに解消できるけれど、増設には広い敷地と莫大な建設費用が必要なため、現状では設備に多額の投資はできない。設備投資を安くあげれて、かつ機能性に優れたシステムを導入したい」という考えのもと、入札後、採用をしていただきました。
天日乾燥床は、完了するまでに2〜3ヶ月(150m3処理する場合)と多くの時間がかかるうえ、雨が降ればまた一からのやり直しでした。 一方、MC(メッシュカット)工法は、天候に左右されることがなく10〜15日と、天日乾燥床の1/4以下の時間で完了。
また、天日乾燥床と同様のランニングコストをキープしながら、設備投資金額も大幅に削減できました。
搬出時(トラックの荷台にて)のエコポーチ内の状況。